

パイロットランプとパイロットライト
この記事は、構成と文章の整理にAIを使っています。
あくまで読みやすくするための補助で、内容そのものをAIにすべて任せて書いているわけではありませんが、ところどころ相談しながら整えています。
「パイロットランプって何だっけ」とふと気になって調べたら、工業用の表示灯とDR(災害復旧)戦略の「パイロットライト」がごっちゃになってた。整理しておく。
パイロットランプとパイロットライトは別物
- パイロットランプ: 機器の電源が入ってるかを示す表示灯。ON/OFFの状態を知らせる工業用語。
- パイロットライト: AWSなどクラウドDRの文脈で使う戦略名。種火(pilot light)が語源で、最小限の構成だけ常時起動しておき、災害時に一気に本番規模まで立ち上げる方式。
今回整理したいのは後者の、DR戦略としてのパイロットライト。
パイロットライトDRの構成
DRサイト(セカンダリリージョン)で平時に維持しておくのはこのあたり。
- AMI / EBS Snapshot / RDS Snapshotなどのイメージ
- 最小限のネットワーク(VPC、Subnet、SG)
- IaC(CDKやCloudFormation)で定義済みの構成
- IAM構成の同期
- S3レプリケーションやDMSなどでのデータ同期
アプリケーションサーバやコンテナ、RDS本体は平時は止めておく。災害時にIaCで一気に起動して、Route 53などでDNSを切り替える流れ。
flowchart TD
A[平時: スナップショット保存] --> B[平時: 最小ネットワーク稼働]
B --> C{災害発生}
C --> D[IaCでEC2/ECSを起動]
D --> E[RDSをスナップショットから復元]
E --> F[DNS切り替え]
F --> G[業務復旧]
Warm Standbyとの違いは「災害時に起動操作が要るかどうか」。パイロットライトはサーバを止めてあるので「起動」が必要、Warm Standbyは縮小版がすでに動いてるので「スケールアップ」するだけ。
RTO/RPOの目安
他のDRモデルと並べるとこうなる。
| DRモデル | RTO | RPO |
|---|---|---|
| Backup & Restore | 数時間〜24時間以上 | 数時間〜日 |
| Pilot Light | 数時間〜半日程度(目安4〜24時間) | 分〜数十分 |
| Warm Standby | 数分〜15分 | 秒〜分 |
| Multi-site Active/Active | 秒〜分 | 秒 |
パイロットライトのRTOを「数十分」で紹介してる資料も見かけるけど、AWSのDRワークショップでは「RPOは分単位、RTOは時間単位」としか書かれていないし、具体的な試算を出してる資料だと4〜24時間(プロビジョニングとデータ復元にかかる時間次第)としてるものもある。数十分で終わるのはかなりチューニングされたケースで、実運用ベースだと数時間〜半日クラスを見込んでおく方が現実的っぽい。
RTOを縮めたいならEventBridgeでの自動化とか、AWS Elastic Disaster Recoveryを使う方法もあるらしい(実機未確認)。